イベントレポート詳細Details of an event

第39回 AGC studioデザインフォーラム
「STEPS IN THE AIR」展 連動企画
ガラス・エンジニアリングの歴史・現在・未来

2013年12月12日(木)
講演会/セミナー

 

太田 あっと言う間に予定時間になってしまいました。最後に1つだけ触れておきたいことがあります。
佐藤さんに最初に模型をお見せして、どうやってつくろうかと相談した時に、あのらせん状のロッドの位置(=3本のロッドが交わる位置)はだいたい外(外周の縁)から3分の1のところ、中心から3分の2の位置にすればいい、という話になりましたが、それはどういう理由からなのですか?

 

佐藤 それは絞り上げて固くするということを考えると、半径を大きくしたほうがいいわけです。ただし、段板を安定させるためには、端よりも少し内側に寄せたほうがいいので、まぁそのバランスです。

 

太田 階段に乗ってみて思ったのは、かなりらせん状のところに効いているのですが、将来の発展性を考えるとこれを2本で支える形にしてみるとか、真ん中に寄せてみたり、もう少し外へ逃がしてみたり、などパターンを変化させることができるのでしょうかね?

 

佐藤 テンセグリティはやはり、いいバランスを見つけるのが難航するんですね。今回は比較的早く、この竜骨状のワイヤーがあればいいということが判ったのですけれど、それは幸いだったと思います。
もちろん応用の可能性はあり、もっと試していきたいと思いますが、背骨が2本というのは興味深く、もしかするとそういう発展性もあるかもしれないと感じます。

 

*この後、来場していた深尾精一教授(首都大学東京)からの感想や指摘があり、主にドットポイントデザインと透明性の関係、また仕上げの問題についてご意見をいただき終了した。

 

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