デザインフォーラムレポート

第23回 U30設計競技 「多様な光のあるガラス建築」 公開審査(1)

 

木原  AGC studioの木原です。本日は30歳以下の若い建築家の方々による設計競技の最終提案と審査会を開催いたします。

AGC studioと旭硝子は、昨年からこの設計競技を開催し、昨年度の最優秀賞に選ばれた加藤さん・ヴィクトリアさんのガラスパビリオンを、このスタジオの1階で実寸大の展示をいたしました。今年も最優秀賞には実寸大で展示する展覧会を開催させていただく準備をしております。

さて、AGC studioは建築用ガラスのショールームとして2010年10月にオープンして以来2年になりましたが、皆様方のようなプロの設計者や建築家の方に、実際に触っていただけるガラスの展示をご用意することから始めました。ガラスへの期待が多様化され、断熱や省エネ、防犯、防災といろいろな要望や性能を求められております。

建築に携わっている方々と一口に言いましても、設計事務所の方、建設会社の方、建材メーカーの方、工務店の方と多岐にわたっており、そのような職能の違う方々にもわかりやすくお伝えできるようなショールームを目指しておりました。

そして、皆様にこちらのスタジオに来ていただき、楽しんでいただくための機会をつくろうということになり、年齢層に特化しない、いろいろなイベントを開催してきました。

 

そんな中、平沼先生が提案されている『U30』という、これからの建築界を担う、若い建築家の方たちの展覧会が大阪で開かれているということを聞き、ぜひその場で活躍されている方々にガラスの事も考えていただけないかと思い、昨年に引き続き今年もこのようなコンペを開催いたしました。U30を見守っているアラウンド40'の方や50歳代の方、そして私のように"アラ還"の方もいると思いますけれど、皆様が世代を超えこれからの建築をかたちづくっていくと思っており、AGC studioはそのようなきっかけとなる場所になっていきたいと考えております。

 

本日はこのスタジオの設計と総合プロデュースを担ってくださった東大の太田浩史先生、建築家とコラボレーションされ数多くの作品をつくられている構造家の佐藤淳先生、そしてU-30の仕掛け人であります建築家の平沼孝啓先生にご多忙のところお越しいただいております。

またAGC studioを所管しております、旭硝子ガラスカンパニー市場開発室長の花澤を入れ、計4名の審査委員で今年の審査会を開催いたします。

それでは皆様よろしくお願いいたします。

 

講演の様子

 

AAF田中  みなさまこんばんは。NPO法人AAF(アートアンドアーキテクトフェスタ)の田中と申します。AAFは主に建築や環境デザイン、アートを学ぶ大学生や大学院生が3年前に集まってできたNPO法人です。

このたび私たちは、旭硝子様と連携させていただき、今回このような若手建築家への提案を募った設計競技を実現する運びとなりました。過去3年間、大阪にて開催させていたただきましたU30建築展、30歳以下の若手建築家7組による建築の展覧会において、旭硝子様にご協力をいただいたことから、昨年よりガラスをテーマにした設計競技も開催していただくことになりました。

 

この企画は、主に実現化を目的にした提案型の設計競技です。「実施コンペ」までとはいかないものの、提案いたただいた最優秀案及び提案作品を展覧会形式にて公表することで、実現化を目指したクライアントを募るような試みも含まれ、今日の最優秀案は、原寸で展示を可能にしたコンペとなります。

どうぞ皆様、今日の審査結果から、実現化する来春の展示にもご期待ください。

 

 

佐藤 淳審査員

 

太田浩史審査員

 

平沼孝啓審査員

 

 

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AGC studio 基本情報
建築用ガラスのコンシェルジュ、「AGC studio」。
ここでは、来場者にガラスに触れていただき、ガラスの魅力・機能を分かりやすく伝え、体感いただくショールーム機能のほか、お客様とのコミュニケーションやコラボレーションを通じて、これまでにないガラスの使用方法を追求し、新たなガラス文化の創出をめざしています。
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