ブログ

銀座ツアーレポート②

2012.07.17

AGC studioの平金です。
暑さに負けず夏の始まりを楽しんでいらっしゃいますか?
さて、今回は銀座ツアーで見た3種類のガラスをご紹介したいと思います。

まずは、銀座YOMIKOビルなどに使用されているテンポイントです。

テンポイント
ガラスに孔をあけ、ロチュール(特殊ヒンジボルト)を貫通させて固定するタイプのフレームレスガラスファサードです。ヒンジボルトが自由に動く仕組みで、ガラス面に外力が加わった際に孔周りに力が集中しないため、耐風圧性能、耐震性能が向上しました。フラットで透明感あふれるファサードですよ。

メタルポイント 次に、松屋銀座などに使用されているメタルポイントです。
メタルポイントは、ガラスに孔をあけず、緩衝材(黒いゴム製のクッション材)を介して支持部品で挟み込んでガラスを支持する透明性のあるガラスファサードです。ガラスに孔をあける必要がないため、フロート板ガラスも条件によっては使用可能です。なお、松屋銀座には倍強度ガラスが使用されています。

最後は、ヤマハ銀座ビルのケーブルグリッド工法によるファサードです。金箔入りや乳白の強化合わせガラスが組み合わされていて、防火区画には耐熱強化合わせガラスが使用されています。
残念ながらAGC studioに展示品はございませんが、写真は以前のブログでご確認いただけます。
職人さんが息を止めて金箔を撒く作業をしているため、このガラスの大きさが息の続く限界なのだそうです。大変な思いをして丁寧に作り上げられたガラスなのだと聞くと、更に感動しました。
ツアーでは、事前にヤマハさんに予約し許可をいただき、外から見上げて見学した後、室内からも見学することができました。表と裏、どちら側から見ても美しく軽やかなガラスであることと、ヤマハさんの伝統や音、革新、時間のゆらぎをこの外壁で表現しているそうです。

都心では、ガラス張りのビルをよく見かけますが、ツアーに参加するとあらためて色々な種類があることを実感できます。同じタイプのものでも、それぞれの会社のコンセプトや個性を表すための工夫がされているのが印象に残りました。普段何気なく見ているものを説明を聞きながらじっくり見たり、あらたな発見をしたり、とても勉強になりました。
ご興味ございましたらぜひご参加下さいね。

 

  • このページの先頭へ

おおきなまちのちいさなリノベ展アーカイブ

  • イベント・講演会
  • 企画展
  • AGC studioで展示中の技術・新製品
  • デザインフォーラムレポート
  • スタッフブログ
AGC studio 基本情報
建築用ガラスのコンシェルジュ、「AGC studio」。
ここでは、来場者にガラスに触れていただき、ガラスの魅力・機能を分かりやすく伝え、体感いただくショールーム機能のほか、お客様とのコミュニケーションやコラボレーションを通じて、これまでにないガラスの使用方法を追求し、新たなガラス文化の創出をめざしています。
 ※展示内容は都合により予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
開館時間:
10:00~18:00
休館日:
日曜日、月曜日、祝日、年末年始、夏期
お問い合わせ:
03-5524-5511 お問い合わせフォーム
住所:
〒104-0031 東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館1・2階